サーモスの真空断熱タンブラー JCY-320に使えるタンブラー用フタ JDA-Lid(S)とタンブラー用ソコカバー JDA-Bottom-Cover(S)を購入。

フタありとフタなしで温度変化はどう違うのかを計測してみました。

THERMOS1701-011
サーモスのタンブラー用フタとソコカバーはJCY-320の他に、
JDE-340/ JDE-420
JDA-320 / JDA-400
JCY-320 / JCY-400
に使うことができます。

JCYは表面が鏡面仕上げでピカピカになっているステンレスミラーです。
JDAとJDEは通常のステンレスです。
発売時期はJDEが新しく、JDA>JCYと古くなります。新しいほどに保温設計が若干向上しているようです。

缶ビールなど350ml缶を入れ替えて飲むなら容量400mlタイプを選びましょう。
珈琲や紅茶などに使うなら300mlタイプが使いやすいです。
ティーバッグやドリップバッグで作る場合は300mlタイプでも少なく作らないと薄くなってしまうので注意。

フタとソコカバーの色はブラックの他に、ピンク / イエロー / グリーン / ブルー 色があります。
ここではブラック色の蓋と底カバーを使っています。

THERMOS1701-001
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比較するのは、
ガラスコップ
真空断熱タンブラー JCY-320
真空断熱タンブラー JCY-320 + フタ + ソコカバー
真空断熱マグ JCP-280C

90℃ のお湯を 150ml
お湯は一度コップに入れて温めてから、新しいお湯を入れて計測しています。

150mlは8gのコーヒー1杯分の湯量です。
ドリップバッグコーヒーが薄いという方、多くのドリップバッグは10gではなく8gなのでお湯の入れすぎで薄くなってますよ!

計測したときの気温は室温20℃でした。

THERMOS1701-012

真空断熱タンブラー JCY-320 と JCY-320に専用のフタとソコカバーを付けた場合の温度変化は、
フタなしの場合は10分後に63℃、30分後に48℃、と温かい状態で飲めるのは10分ぐらいなのに対し、
フタありの場合は10分後に78℃、30分後でも70℃あり、30分温かい状態で飲める温度でした。

Tempera_Tumbler_Graph001

少しずつ飲むならフタありとなしの差は大きいです。

真空断熱マグ JCP-280Cの温度がフタ付きタンブラーよりも低いのは、容器が太くて空気の接触面積が大きいためと思われます。

熱は上から逃げていくため、真空断熱構造で周りに熱が伝わらない構造でも、熱々のお湯は結構冷めるのが早いです。
冷水の場合は冷たさが下に貯まるのでフタなしでもあまり変わりません。

タンブラーのフタは横にスライドするので飲みやすいです。
マグは上にパカッとめくる方式です。

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ソコカバーは滑り止めになっています。

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地震で揺れても動きにくいので安心。
ソコカバーの文字とフタの開け口の向きを合わせておくと、向きが一目で分かって飲みやすいです。

温度の計測は、タニタの料理用温度計「デジタル温度計 スティック温度計 TT-533」を使いました。
温度を確認しやすいホールド機能付きです。HOLDボタンを押してから取り出せば表示が固定された状態となり確認しやすいです。
手を近づけると熱い場合、保護キャップを穴に差し込みキャップを掴むことで手を遠ざけて測ることもできます。

TT-533が測定できる温度範囲は「-50 ~ 240 ℃」で0.1℃単位です。電池には手に入りやすいLR44のボタン電池を使います。

TT533_001

TT533_002

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