購入したのは仁作の「ステンレス製 ねじり鎌 No.921」と「ステンレス製 草抜き鎌 No.1800」です。

どちらも焼入れ加工したステンレスの鋼が使われています。

安物だと金属がダメなので砥石で研いで長く使い続けることができませんが、仁作のステンレス製は質の良い鋼(SUS420J2)なので、錆びにくく、切れ味が悪くなったら砥石で手入れして長く使うことができます。

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SUS420J2はナイフや包丁などに使われる錆びにくく焼入れで硬さが増した金属です。

ステンレスには種類があり柔らかい材質や錆びやすいものもあるので、単にステンレス刃と書かれているのではなく材質がしっかり記載されている物を調べて選びましょう。

ねじり鎌は真っ直ぐ手前に土の表面を削ってまとめて草を素早く刈ることに適している草刈り鎌です。刃の角を使うことで細かい作業も一応可能です。

草抜き鎌は草を根元から1本ずつ抜いていくのに適しています。プランターなど狭い場所に伸びてきた草を根元から取り去るのに適しています。

仁作 ねじり鎌

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仁作 No.921ねじり鎌は柄の長さが110mmと短く、材質は天然木(焼木)となっています。
仁作 No.100も同じ形状で柄が天然木(ダークブルー)となっています。
家の庭で使うのに使いやすい大きさです。

土の表面を削るように手前に引き寄せることで柔らかい草を一気に刈り取ることができます。

大きく固い草の場合は先端を少し食い込ませながら引き寄せて使うと刈りやすくなります。

角を使うことで1本ずつ茎や根っこを切ることもできます。

左手用のねじり鎌は仁作にはありませんが他のメーカーから左手用も販売されています。

仁作 草抜き鎌

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写真を撮る前に使ったため汚れています。
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シールを剥がしてから使いましょう。

仁作 No.1800は多用途の草抜き鎌となっています。

先端を根の下に食い込ませて根っこから引き抜くことができます。狭い場所での草抜きに最適です。

手で引っ張るだけだと根っこの上で千切れてしまいがちですが、草抜き鎌を使うことで根っこから抜けやすくなります。

刃の手前部分はノコギリ刃になっています。硬い茎や根っこを切るときに使えます。

プランターでキュウリやゴーヤを育て終えたときは、刃を奥まで入れて周りに広がった根っこを切るように使うことで抜きやすくなります。根が絡んでる土を落とすのにも使えます。庭に植えている場合はシャベルなど大きな道具で掘り起こす方が早いです。

金属材質について

仁作ではSUS420J2のステンレス鋼が使われていますが、S50Cなどの炭素鋼を使った鎌もあります。

ステンレス鋼は鉄にクロムなどを混ぜ合わせた合金です。摩耗しにくく錆にくい金属です。

炭素鋼は鉄に多くの炭素を加えた合金です。炭素は錆びやすいですが炭素が多いことでステンレス鋼よりも硬くなります。

ステンレス鋼は錆びないことを目的にしているのでそのままでは鉄鋼(スチール)よりも柔らかいです。

S50CにはSUS420J2の2倍の炭素が含まれています。

刃物類で使われるSUS403SUS410SUS420J1SUS420J2は焼入れにより硬くなります。数字が大きいほど焼入れによる硬さの増しや耐食性の向上がありますが高価になります。

S50Cの50は炭素量が0.5%である事を意味しています。S45Cよりも炭素が多く硬いことを意味します。

性質が異なり別の金属扱いであるため、SUSとS-Cの単純比較はできません。

硬さと弾力性は相反します。単純な硬さほど容易に割れて(欠けて)しまいます。柔らかい物は欠けるのではなく曲がり(歪み)ます。

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