ウォークマン NW-A10とNW-A20シリーズでは基本の管理アプリがXアプリからMedia Goに変わりました。

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Media GoとXアプリの違い


Xアプリは古いウォークマン用の昔のアプリ。
MediaGoはPSPやXperiaにも対応したアプリです。

XアプリでもVer6でハイレゾ楽曲の取り扱いが可能になりました。Ver6.0.02ではNW-A20シリーズに対応しました。
古いウォークマンから新しいウォークマンに取り替えた場合は、最新のXアプリを今まで通りに使うことができます。
ただ、将来ATRAC形式はウォークマンが対応しなくなる可能性があるので、そこは意識しておく必要があります。

XアプリでのCD取り込みは、対応しているフォーマットが、
・ATRAC
・ATRAC Advanced Lossless
・WAV
・MP3
・WMA
・AAC
・HE-AAC

Media Go でのCDインポートは、
・AAC
・MP3
・FLAC

MediaGoではATRACでのCD取り込みはできなくなりましたが、Media Goでの再生やウォークマンへの転送は可能です。

WAVとATRAC Advanced Losslessの代わりになるのがFLAC形式。
データの劣化のない圧縮方式で、WAVよりもファイルの保存スペースを小さな容量で記録してくれます。
ATRACはSony製品しか対応しませんでしたが、FLACはWAVに変わる標準的な音楽ファイル形式です。FLACは新しい規格なのでまだ対応が少ないです。

昔はWAV。今はロスレスです。

WAVは音データをそのまま記録するファイル形式。時間に応じて、単純な音(空白も)も複雑な音も同じ容量になります。リニアPCMは音データのみで曲情報(アルバム名など)は管理できないため、曲情報を保存する場合は主にWAVファイルとは別のファイル(プレーヤー側の管理ファイルなど)に記録されます。WAVではフォルダ分けとファイル名での管理が基本になります。
WAV形式も圧縮したり別データを埋め込むことはできますが、基本は圧縮しないで余計なデータを加えないリニアPCMとして使われています。

ロスレスはZIPファイルのようにデータの中身を変えずに圧縮されます。単純な音ほどデータ量は小さくなります。FLACではCD音源を超える情報量(ハイレゾ)も記録することができます。

FLACなどのロスレスは再生するときにWAVのような音データに展開する必要があるため、高い処理能力が必要になり、バッテリーの消費が大きくなります。

NW-A10/NW-A20シリーズ共にノイズキャンセリングオフ時には、リニアPCM(WAVファイル)で51時間再生、FLAC(192kHz/24bit)で30時間再生となっています。128kbpsのMP3で50時間再生なのは、MP3は音を削って小さくする圧縮方式なので再生の負担は小さいのです。再生するプレーヤーによっては大きなデータになるWAVよりもMP3の方がスタミナが伸びることがあります。

iTunsとMedia Go



MediaGoではiTunesのApple ロスレスも扱えるようになっています。NW-A10/NW-A20シリーズもAppleロスレスに対応しているので、普段はiTunesを使っていてウォークマンの管理にMediaGoを使う事ができます。Xアプリは対応していません。

iTunesのプレイリストをMediaGoで使うには、
プレイリストを選択してから、メニューの「ファイル」→「ライブラリ」→「プレイリスをエクスポート」です。
ファイル形式は[.m3u8]で構いません。
分かる場所に保存します。[マイ ミュージック]内に[プレイリスト\iTunesExport\]フォルダをつくって、そこにエクスポートするようにすると迷子になりません。
MediaGoのメニューで「ファイル」→「ライブラリ」→「プレイリストのインポート」で先ほど保存したファイルを読み込むと、プレイリストとそこに含まれる曲が追加されます。

他から追加した曲はアートワークが壊れることがあります。正方形では内画像は正方形に引き伸ばされてしまったり、MediaGoでは正しく表示されても、ウォークマンに転送すると表示されないことがあります。

アートワークがおかしい場合、MediaGoでその曲やアルバムのアートワークを一旦削除して、再度追加することで正常になります。

アートワークが手持ちにない場合、Googleの画像検索でアルバム名などで検索すると表示されるアルバムジャケット画像をダウンロードして使います。このとき、画像の質が高くて大きさも小さすぎない画像を選ぶのが望ましいです。

CDで所有していてスキャナーがある場合、CDジャケットを取り出してスキャナーで写真品質で取り込み、800x800pxなどの小さな画像に変換して保存しておくと良いです。元の画像は端末で表示するサイズより大きく保存しておくのがおすすめ。スマートフォン程度の表示サイズであれば大きくても800x800で十分です。あまり小さすぎると端末の液晶が大きい物に変えたときに、荒く感じる原因になります。

NW-A16のアップデート


NW-A16/NW-A17/にVer1.20のアップデートが来ました(2015/10/08)。

ハイレゾ対応ノイズキャンセリングヘッドホン(MDR-NW750N)に対応しました。
ハイレゾ対応のイヤホンMDR-NW750N用の設定が追加されています。ウォークマンでのヘッドホン選択機能は、そのヘッドホンの能力が最大限活かせる出力に調整されます。この設定を切り替えると、高音や低音が強くなったり弱くなったりもします。調整されない「その他のヘッドホン」も選択できるので、他のヘッドホンを使う場合も大丈夫です。

ハUSB接続中にも、使用メモリー(本体メモリー/SDカード)の選択ができるようになりました。
これまではUSBを取り外して再度差し込む必要がありましたが、USBケーブルを繋げたままで切り替えができるようになりました。
ウォークマンの再生ボタンを押すと、本体メモリー/SDカードの切り替えができます。変更するとウォークマンが再起動して、変更されたストレージがPCに接続されます。
データベースの更新は再起動したときではなく、USBを外したときに行われます。
MediaGoでのボタンでの切り替えは無理だったようです。ウォークマンの再起動が必要ではね・・。

ポータブルヘッドホンアンプやUSB DACアンプと接続時に、まれに音が出なくなる現象を改善しました。
その他の機能改善
これはどう変わったのかよく分からず。問題なかったですし。

アップデートの方法は、MediaGoの場合、ウォークマンを接続して「WALKMAN NW-」選択するとメイン画面が「WALKMAN ソフトウェアのアップデート」になっているのでそこでインストールできます。

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NW-A16の本体メモリーとSDカード


NW-A10/NW-A20シリーズでは、ウォークマン本体に本体内蔵のストレージ(本体メモリー)microSDカード(SDカード)の2カ所の記録場所があります。

Media Goでは、内蔵とSDは別の保存場所という扱いになります。

MediaGoでウォークマンに転送する場合、ウォークマンの設定で接続したときに使う使用メモリーを内蔵かSDかを選択しておく必要があります。NW-A10/NW-A20シリーズでは内蔵ストレージとmicroSDカードの両方に同時にアクセスすることはできません。

NW-A16の場合、メニュー→SDカード設定→使用メモリー選択→USB接続メモリー選択→本体メモリー/SDカード
となっています。

本体メモリーに設定してUSB接続すると、MediaGoでは本体メモリーの転送が管理できます。

そのため、片側の転送が終わったら一旦接続を外して設定を切り替えて接続する必要があります。
アップデート 1.20でウォークマンでの切り替えが簡単になりました。
本体メモリーとSDカードの保存場所の使い分けを意識しておく必要があります。

プレイリストは内蔵用とSD用で別々に作る必要があります。同じプレイリストで転送先が異なる曲を使うことができません。その場合、そのプレイリストの転送先にもその曲が転送されることになります。

私はロスレスやハイレゾはSDに、MP3やAACは内蔵を使うようにしてます。
NW-A16は内蔵が32GBなので、microSDで+64GB構成です。



アルバムを転送するときはアルバムを右クリックして「転送」を開き、転送先を選択。
プレイリストを転送するときは転送ではなく「プレイリストを追加」で転送先を選択します。
このとき、新規であればそのまま追加。変更あれば更新されます。

ウォークマンに同じ曲を内蔵とSDの両方に転送したらどうなるか?
ウォークマンの中では2つの保存場所が1つに繋がって表示されます。
アルバムであれば1つのアルバムの中に同じ曲が並ぶことになります。
同じアルバムは1つに統合されますが、曲は複数になるのです。

ウォークマンのアルバム管理は、ディスク番号が無視されます。
MediaGoXアプリでは、
ディスク1-トラック1、ディスク1-トラック2・・・
という順番で表示されていても、
ウォークマンでは、
トラック1、トラック1、トラック2、トラック2・・・
という順番になってしまうことに注意が必要です。

この問題を回避するには、MediaGoでもアルバム名を、
『アルバム名 [Disk1]』
『アルバム名 [Disk2]』
とすることです。
または、トラック番号をディスクごとの番号ではなく「通し番号にする」と、1つのアルバムにまとめることができます。



取り外ときは、MediaGoの取り出すボタンを押したあとに、ウォークマンのUSBを抜きます。ウォークマンにはずっとUSB接続中っと表示されますが、抜いて大丈夫です。

MediaGoの取り外すボタンを押す前や書き込み中などの動作中にUSBを抜くとデータが壊れやすいので注意。MediaGoの取り外すボタンはWindowsのUSB取り外し機能と同じです。Windowsから取り外されたら、USBを再度接続しないと認識されません。

Ver1.20アップデート後は、取り外したあとでも本体のメモリー切り替えが可能で、再起動したときにUSBも接続し直されるので、ケーブルを挿し直さなくて認識されます。

XアプリとMediaGoの同時起動は要注意


ウォークマンを接続した状態で、XアプリMediaGoを両方起動すると、不具合が生じることがあります。

ウォークマンのプレイリストの更新が、MediaGoXアプリの変更でループに陥り、プレイリストファイルが無限増殖する場合があります。

「自動転送はしない」設定でも、他の設定によりプレイリストは更新されることがあります。

この場合、プレイリストは「プレイリスト名(1)」「プレイリスト名(2)」と増えていきます。

MediaGo単体でもプレイリストの更新で問題が起きるとこのように増えていくことがあるようです。

おかしな状態になったら本体メモリーまたはSDカードを初期化して転送し直すことをおすすめします。ウォークマンのデータを消しても戻せるように、MediaGoにはウォークマンに転送するファイルが揃っている状態にしておきましょう。

他のアプリなどから追加する場合も、MediaGoにはファイルの場所を追加するだけではなく、MediaGoのフォルダにファイルをコピーして追加するのが安全です。

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