電気シェーバーをBRAUN 350CC-AからPanasonic ES-CLV7D-Aに取り換えました。
パナソニック ES-CLV7Dは2018年モデルの音波式5枚刃の電気シェバーです。ES-CLV7DとES-LV7Dの違いは販売ルートの違いで本体は同じで仕様です。保護キャップの色やポーチのデザインなど細かいところで異なる場合がありますが、細かな違いはモデルによって変わるようです。
感想はストローク数が高いリニアモーター特有のビーーっという甲高い音が響きますが、それ以外は快適で最高の電気シェーバーになっています。
ES-CLV7Dの特徴
ES-LV5D(ES-CLV5D)は電気シェバー単体の製品。
ES-LV7D(ES-CLV7D)は洗浄乾燥機付。
ES-LV9D(ES-CLV9Dは)は洗浄乾燥機付で高級デザインモデル。9DXは収納ケース付になっています。
アトピーで顔に薬を塗る場合、洗浄機能付きが安心です。
ES-LV7C(ES-CLV7C)は2017年モデルです。
LV-Cで刃周りが進化して、LV-Dでヒゲセンサーが進化しています。着実に進化が進んでいて、昔はブラウンに劣るパナソニックでしたが、今では超えてるのではないでしょうか。
リニアモーターの音波ストロークのビーッと言う甲高い音が響きます。これでも昔よりは静かになったようですが、まだまだうるさいです。
5枚刃は3枚刃よりもヘッドが大きくて使いづらいイメージでしたが、使ってみると3枚刃よりも断然いい!5Dアクティブサスペンションとスムースローラーのおかげですね。ほんと滑らかに動いて負担が少ないです。
保ちやすさ動かしやすさは問題なし。5Dアクティブサスペンションは後のスライドボタンでロックすることもできます。人によっては鼻の下などロックした方が剃りやすいかも知れませんが、私にはロック無しで問題ないです。
バッテリ状態などは持つところの液晶に簡単に表示されます。7Dはバッテリー容量が5Dよりも大雑把な3段階表示しかありませんが使う上で問題はありません。9Dはデザイン性が高くなっています。外出で持ち歩くなら9DXがいいですね。
洗浄機には、充電、洗浄、乾燥機能があって、必要な機能だけを使うことができます。洗浄機に取り付けただけだと充電。スイッチを押すと洗浄後に乾燥させて充電。スイッチ2度押しで洗浄無しの乾燥と充電となります。
洗浄の音は刃が動くときのビー音が響きます。洗浄は10分ですが、ずっと動作しているわけでは無く、刃が動く時間は途切れ途切れで短くなっています。でもうるさいです。
洗浄後の乾燥はファンが90分間回ります。小さなファンがシャーっと回りますが、乾燥機の音はうるさいと言うほどではないです。
ブラウン 350CC-Aとパナソニック ES-CLV7Dの比較
写真は奥がパナソニック ES-CLV7D。手前がブラウン 350CC-A。
ブラウンの350CC-Aは2010年モデルで3枚刃で、シリーズ3で洗浄機が付いているのが大きな特徴です。
洗浄機の違い
350CC-Aの洗浄機とES-CLV7Dの洗浄機は大きさはほぼ同じです。
350CC-Aは洗浄機の上のボタンを押して端子を被せて固定する形でした。固定されると自動で洗浄が始まって充電されます。充電だけというのは当初はできませんでした。古くなると接触不良で充電はされるけど差し直さないと洗浄が動作しないということが増えました。
350CC-Aの洗浄液はアルコールのカートリッジになっています。350CCに限らずブラウンでほぼ共通の洗浄液です。キャップを外して差し込むだけという簡単さ。アルコールで強力に殺菌するので肌が炎症しやすい場合も安心。ただ、乾燥が不十分だとアルコールが肌にしみて痛いです。この洗浄機はブラウンの中でも簡易的な作りで乾燥機能がありません。アルコールなので気温が高ければ自然蒸発します。
アルコールなので不要になったカートリッジを処分するのはやや面倒。ティッシュを穴に詰めて、日の当たらないところに置くとティッシュから蒸発して自然乾燥します。乾燥しきったらプラスチックゴミとして廃棄。洗浄カートリッジは2個入り1000円ぐらい。
ES-CLV7Dの洗浄機は洗浄液と水道水を混ぜるタイプ。殺菌効果があるので一応安心。洗浄液は3パックのES-4L03で700円ぐらいでブラウンよりも大幅に安い。薄いプラパックなので廃棄が簡単。
ES-CLV7Dの洗浄機はスイッチで動作を切り替えることができるの使いやすいです。洗浄無しで充電だけもできて、刃を外して水道でしっかり洗浄して乾燥で使うこともできます。
形状と刃の違い
BRAUN 350CC-Aは3枚刃でスマートな形状。横置きしてもヘッドに負担が掛かりません。
Panasonic ES-CLV7Dはヘッドが大きく飛び出していて、背面を下に置くと不安定。俯せ(表が下)だと安定しますがヘッドに負担掛かりそう。
持ちやすさはPanasonic ES-CLV7Dが細くて持ちやすい。BRAUN 350CC-Aは掴むところがやや大きいです。日本人の小さな手にはパナソニックが丁度良いです。
Panasonic ES-CLV7Dの5枚刃はヘッドが大きいですが動きがスムースでラクです。BRAUN 350CC-Aはヘッドが細いだけで特に良くも悪くもない。ES-CLV7Dの方がとても剃りやすい。
音の違い
BRAUN 350CC-Aはリニアモーターの音波振動ではないので普通にうるさい音。甲高く響く音ではないです。発売当時はシリーズ5よりも肌に優しいと言われていましたが、肌を滑らかに撫でるだけだとあまり剃れないです。
Panasonic ES-CLV7Dはリニアモーターで甲高く響く音がうるさいです。ただ、早く剃れるのでうるさい時間は短くなります。押しつけずに滑らかに剃れるので肌への負担は少ないです。
感想
Panasonic ES-CLV7Dは音がうるさいこと以外は十分満足です。
音はまだまだ改善の余地ありですが、リニアモーターだと仕方ないかもですね。せめて音波歯ブラシぐらいには下がって欲しいところですが、歯ブラシよりも動きが大きいので仕方ないかな。
騒音のdB値では上位モデルは各社の違いは微々たるもののようです。パナソニックのリニアモーターは高音が目立つというのが特徴。高音は減衰しやすいので壁を挟めば急に小さくなります。剃ってる本人以外にはあまり変わらないのかもしれない。
パナソニックは音が静かという人もいて、感じ方は人それぞれですね。音に敏感な人はお店で確認することお勧めします。
YouTubeなどで音を確認できる場合もありますが、聞こえる音は音を出すスピーカーやヘッドホンの音であって、生の音とは実際の響き方が大きく異なる場合がありますのでご注意ください。モニタータイプ(音を忠実に再現できるもの)のヘッドホンでも録音環境や圧縮次第では聞こえ方が変わってしまいます。
色デザインだと表示しているモニターの色合いや、撮影時の光の加減などでも大きく変わります。実物を見る場合も、お店の照明や日陰や日差しのあたり方でもかなり見え方が変わります。
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